交感神経は、朝起きると活発に働き始め、お昼くらいをピークに、しだいに働きが弱くなります。一方今度は、副交感神経が優位に働き始め、夜に最も活発になります。このように交感神経と副交感神経は、だいたい12時間周期で切替わります。
夜ふかしなどをすると、この周期が崩れます。短期間の周期の崩れであれば簡単に回復できますが、何度も繰り返すと自律神経が乱れてしまいます。日常のストレスや痛み、寒冷の刺激、偏った食生活(例えば、糖分や油分の摂り過ぎ)、ビタミン不足などもバランスを崩す原因となります。
一般に、交感神経が優位に偏って自律神経の不調を訴えるケースが多いですが、逆に副交感神経に偏りすぎると、免疫機能が乱れてアレルギーなどの疾患原因となることもあります。
基本的な調整方法としては、下記のようなものがあります。
①リズミカルな運動をする。
筋肉の緊張と緩和が生じる運動は、交感神経を活発にするのに加え、運動後に平静状態に戻ったときには副交感神経の働きも活発になるので、結果的に両方のバランスが整います。
過去に運動をしたことのある人は、「運動をしよう」と考えただけで、運動に必要な筋肉の血管拡張や血液増大、腹腔内の血液減少、消化活動の抑制など、交感神経緊張による運動への対応が見られるそうです。
②規則正しい生活を心がける。
やはり早寝早起きが基本です。
③ぬるめのお湯でゆっくり入浴する。
血液循環をよくすると、交感神経優位から副交感神経優位へと切り替わり、身体が自然にリラックスします。
④食生活にも気を配りましょう。
バランスの取れた食事は自律神経を整え、免疫力を高めます。ホルモンの分泌を促して抵抗力を高めるには、ビタミンC。ストレスによるイライラを緩和するには、カルシウム。自律神経を整える働きのあるビタミンBも、積極的に摂るよう心がけましょう。
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