暑い夏を過ぎて、だんだんと秋らしくなってきましたね。夏の疲れが出てきやすいこの時期、体のリズムをしっかり整えましょう! 今回は、体のリズムと関わりが深い「睡眠」についてお話しします。
「睡眠」は休息機能であり、生命を維持する上で必要不可欠なものです。生体を防御する仕組みとも言えます。
「睡眠」のメカニズムには、大脳を休ませるための睡眠と、身体を休ませるための睡眠の2つがあり、それぞれを「ノンレム睡眠」、「レム睡眠」と呼びます。眠っている間、この2つの睡眠パターンが一組となり、一晩に3~5回繰り返されます。眠りはじめに多いのは「ノンレム睡眠」という深い睡眠で、この間、一日フルに働いた大脳を休ませ、血圧や心拍数を下げ、呼吸や体温、血液循環やホルモン分泌などの生体の諸機能を調整します。成長ホルモンは、眠ってから最初の一番深い眠りに入ったときに最も多く分泌されます。イビキをかくのもこの間です。
やがて「レム睡眠」という浅い睡眠が多くなります。身体は疲れをとるために活動を休止していますが、脳は覚醒に近い状態にあって、脳内の情報処理や記憶の固定が行われます。眼球が速く動いたり、「ノンレム睡眠」とは反対に血圧や心拍数は上昇しますが、筋肉は完全にリラックスしていて、夢をみたりします。
ストレスフルな現代社会では、熟睡感や質の高い睡眠がなかなか得られないときがあります。そこでおすすめしたいのが、昼寝です。夜の睡眠に影響しない効果的な昼寝は、日中の眠気や疲労を軽減し、作業効率を改善維持し、仕事や運動のパフォーマンスを高めます。特に効果的なのは、正午から午後3時ごろの20~30分の昼寝だと言われています。適度な昼寝は、夕方の活動水準を向上させ、夜間の睡眠効果を高めることにもつながります。
お仕事をされている方もそうでない方も、睡眠不足や疲れを感じたときは、一度、昼寝をしてみてはいかがですか?
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