「筋トレ」と肩を並べる重要な運動といえば、みなさんご存知の「有酸素運動」です。
運動の種類は、「エアロビック(有酸素性)」なものと「アネロビック(無酸素性)」なものに大きく分類されます。
「有酸素運動」は、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、ゆっくり泳ぐなど長時間持続する運動で、繰り返すことで、ねばり強さ(全身持久力)が増加します。一方、「無酸素運動」は、ウエイトリフティングや短距離走など短時間に行う運動で、それを繰り返すことで力強さ(筋力)が増加します。
「有酸素運動」は、運動する体力も、風邪などに対する防衛体力も、両方を向上させられるのがメリット。また、軽強度でも長時間行えば総消費エネルギーが大きくなり、脂肪を多く燃焼できるのが、さらなるメリットです。その結果、高血圧症、高脂血症、肥満、メタボリック症候群の危険因子が改善されます。また、動脈硬化を防ぐHDLコレステロールが増加し、総コレステロール・中性脂肪が減少するので、血液性状も改善されます。心筋に酸素や栄養を供給する毛細血管も増加するので、虚血性心疾患の予防・再発防止の効果も期待できます。
このようにいいことづくしの「有酸素運動」です。今まで敬遠されていた方も、ぜひ始めてみてください。わからないことがあるときは、お気軽にアテンダントにご相談ください!
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