健康のススメ - 第６回『規則的な食事』 : スポーツフィットネスブログ

　みなさん、１日３回、規則的な食事をされていますか？　そもそもなぜ３食摂るのが望ましいかというと、人間の身体に備わっている生体リズムに合わせ３食摂ることが健康に大変よいとされ、また、１日に必要な栄養素は３食ないと充足しにくいからです。

　人間をはじめとする地球上の生物は、地球の自転による自然環境のリズム（春夏秋冬、昼夜、潮の満ち干など）と連動して生活しており、この自然環境のリズムに合わせないと身体に不調をきたす可能性が高まります。
　朝・昼・夕に３回、規則的な食事を摂ることは、このリズムを守る点でとても重要なのです。
　規則正しく摂りたくても、夕食が遅くなったり、食べる時間が不規則になったりすることもあるかと思います。夜は眠って疲れを取るために、副交感神経が身体をリラックスモードに導きます。そのため、胃が消化活動をしていると、床に就いても熟睡できず、結果的に疲労もたまってしまいます。

　また、夜は栄養を吸収・蓄積し、翌日の活動に備えようとしますので、消費しきれなかった余剰エネルギーは、眠っている間に脂肪として蓄積されてしまいます。早めに夕食が摂れない場合は、１９時前後にバナナ、サンドウィッチ牛乳、クッキーなどの軽食をとり、帰宅してから消化のよい軽めの食事を補うとよいでしょう。もし、夕食が遅くなった場合には、腹７分目で食事を終えるよう努力してください。そうすれば、消化器官の負担を抑えられ、眠りも妨げられません。肉類などは消化に２〜３時間かかるのでなるべく避けることをおすすめします。

【避けたほうがいい食べ物】
①高エネルギーな菓子類
②油を多く使った揚げ物　
③ファーストフードなど

【比較的安心して食べられるもの】
①煮物、焼き物、味噌汁などの和食系メニュー
②鍋物、ポトフ、温野菜など
③雑炊や煮込みうどんなど
④牛乳、プレーンヨーグルト、チーズなどの乳製品