皆様、こんにちは。
リバティヒルクラブ タッチスパ課の向野です。
日に日に、日差しが強い時期になって参りましたが、皆様、どのように紫外線対策なさっていますか?
今回は、2回に分けて、紫外線のメリットとデメリットとその対策についてお伝えしていきます。
この機会に、改めて紫外線についての理解を深め、上手に付き合っていきましょう。
紫外線は、波長の違いによってUV-A、UV-B、UV-Cの3種類に分けられます。
このうち最も波長の短いUV-Cはオゾン層で遮断されるため、地表には届きません。
UV-Aは、主に皮膚が黒くなる日焼けを起こします。皮膚が黒くなるということはメラニンが生成され、コラーゲン線維を傷つけ、シミやしわの原因になります。
また、同時に活性酸素も作られており、DNAを傷つけている危険性があります。
波長が長いため、窓ガラスを透過し、室内やクルマの中にいても日焼けを起こします。
UV-Bは、UV-Aよりもエネルギーが強く、肌が赤くなってヒリヒリする日焼けを起こし、シミやくすみ、しわなどの原因となるほか、DNAの損傷を起こしたり、皮膚がんへのリスクを増大させたりします。
また、女性の多くが気にする"毛穴が目立つ"状態も、紫外線の影響によって起こっている場合があります。メラニンが蓄積して毛穴周辺が黒ずんで見えてしまうのは、紫外線の刺激によるものだと考えられています。
肌老化の原因は、加齢によるものが20%程度で、残りの80%が紫外線によって引き起こされる「光老化」と指摘されています。日光浴をするということは紫外線を浴びるということ。それによる影響を避けることはできないのです。
また、目から紫外線が入ると全身のメラニン活性が高まってしまい、シミの原因になるので注意が必要です。角膜が炎症を起こすだけでなく、将来的に白内障や加齢黄斑変性といった症状に結びつくリスクがあります。
次回は、『紫外線 part2:メリットと対策編』を掲載致します。
タッチスパ課
向野
2021年4月12日
この記事に設定されたタグ : 紫外線