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スポーツフィットネスブログ
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2012-03-13

基礎代謝と消費カロリー

記事カテゴリー :

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【image】

今回は、基礎代謝と消費カロリーについてです。
ヒトのカラダは全て毎日食べたものをエネルギーとし、毎日食べた物で作られております。
毎日の食生活に、今よりも少し気を使う事で疲労回復や体力向上にプラスになります。

食べる事は大切です!!
気になるのは、栄養バランスよりカロリーバランスでしょうか?
最近は、カロリー表示があるものが増えました。
摂取カロリーより活動エネルギーが多ければ、脂肪が燃焼されて体脂肪が減っていきます。

■基礎代謝とは
体を動かしていなくても、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなどさまざまな生命活動のために常に使っているエネルギーのことです。

■基礎代謝の計算
        基準値(kcal/kg/日)
 年齢     男性    女性
 18~29    24.0    23.6
 30~49    22.3    21.7
 50~69    21.5    20.7
 70以上    21.5    20.7

■基礎代謝量の計算
1日の基礎代謝=基礎代謝基準値(kcal)×体重(kg)

■消費カロリーの計算
カロリー計算の簡単な方法でMETS法というのがあります。
METSとは運動などで消費したエネルギー量が安静時の消費エネルギーの何倍に相当するか示すものです。
係数を使って運動強度を表しています。

消費カロリーは
体重(㎏)×METS数×運動時間(時間)=消費エネルギー(kcal)
で計算することができます。

時速6キロ程のウォーキングのMETS数は、『4』、
時速8キロ程のランニングのMETS数が『8』となります。

例えば、体重60キロの人が時速6キロのウォーキングを30分行ったとすると
60(㎏)×4(METS)×0.5(時間)=120kcalを消費したことになります。

時速8キロのランニングを15分行ったとすると
60(㎏)×8(METS)×0.25(時間)=120kcalを消費したことになります。

あなたは時速8キロのジョギングを15分続けるのと、時速6キロのウォーキングを30分続けるのとでは、どちらが感覚的にきついと感じますか?
これから運動を始めようと思っている人、体力にあまり自信がない人には、ウォーキングの方が楽に長く続けられると思います。

また、日常の生活を見直すだけでもウォーキングは出来ます。少しだけの距離なら、車やバスを使わずに歩く。

エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うなど。またダイエットだけではなく、健康という大切なものを維持していく上でも、ウォーキングは大きく貢献しているのです。

体脂肪1kg分の体重を減らすには、約7000kcal必要ですので、体重70kgの人であれば約100km走れば、7000kcal消費となるので、脂肪1kgを燃焼させることができます。

基礎代謝+活動エネルキー+運動=1日の消費カロリー

摂取カロリーより消費カロリーを多くして、
体重のコントロールをして健康な身体を目指しましょう。

SF課
高橋 毅

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