これからは、水分補給に注意しましょう。 : スポーツフィットネスブログ

スポーツフィットネス課の高橋毅です。

今年の梅雨は昨年に比べ、気温もそれほど上がらず、いつも涼しい風を感じているように思います。徐々に蒸し暑さを感じ、気温も上がってきました。
これからの身体に響く本格的な暑さは、いきなり身体に大きなストレスを与えることが予想されます。

スポーツ愛好者にとって、暑さはパフォーマンスを低下させてしまうだけでなく、水分補給のタイミングや量、体調によっては熱中症になってしまいます。
毎年「熱中症には十分注意してください！」という呼びかけが、あちこちであるのですが、残念ながら毎年痛ましいニュースを聞きます。

本格的な暑さがやってくる前に、熱中症について再度確認しておきましょう。

身体の６０%は水分で構成され、筋肉、骨、そして血液など様々な部分で重要な働きをしています。
その水分が体重の3%の水分が失われると脱水症状が始まると言われています。

体重５０kgの人で１.５kg、７０kgでは２.１kg。
暑い日の運動ではすぐに減ってしまいそうな水分量です。
運動中の水分補給より大切なのは、運動前にしっかり水分を補給すること。
運動中にも下の表のように１時間に１リットルを目標に、
コマメに水分補給をすることをお勧めします。

運動の前後に体重測定をすることをお勧めします。

そして、体重が減った分のほとんどは水分ですので、
何回かに分けて減った分の水分補給をしていただきたいと思います。

特にサウナに入っての体重変化は水分です。
決して体重が減って、「やせた～～」なんて喜ばないようにしましょう！！

運動後の水分補給がしっかりできずに寝てしまうと、翌朝までの疲労回復のスピードが遅くなります。
翌日もしっかり良い活動運動ができるように水分補給をしっかり行いましょう！
夏の間には日常生活でペットボトルを手に持って水分補給をし続けることをお勧めします。