パーソナルトレーナーの高橋毅です。
睡眠には、お肌を美しく保ったり、ホルモンバランスを整えるなどの様々な効果があることは御存じだと思います。
ダイエットにも効果があります。
たとえ理想的な食生活を送り、定期的に運動をしていても、睡眠不足で、体重増加につながるという研究結果が数多く発表されております。
睡眠不足になることで、血糖値やインスリン、ストレスホルモンであるコルチゾールの値を高めて、食欲を増進させる働きのあるグレリンというホルモンに影響を及ぼすと言われています。
このようなホルモンへの影響が食欲増進につながり、ひいては体重が増えてしまうというのです。
睡眠不足の人は下記のような傾向があると報告されております。
① 食欲が23%増加(特に甘いもの、しょっぱいものへの食欲)
② 1日に約300kcalほど余分に摂取
③ 間食が多く、総摂取カロリーが増加
④ デンプンを多く含む炭水化物やスイーツの摂取が多い
⑤ タンパク質や脂肪といった満足感を感じやすい食材を摂らない傾向
このような結果、体重が増えてしまいます。
睡眠不足による体重増加は他にもあります。
レム睡眠と言われる深い休息状態にある時に、体内でカロリーが消費されますが、睡眠時間が少なければレム睡眠も時間も短くなるので、体重の増加に繋がります。
レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しますが、うまく繰り返さないとダイエットにも美肌にも影響が出ますね。
そのためには、
・朝、太陽の光を浴びる。
・運動をする・身体を動かす。
・歩くもしくは走る。
・食べる。
・深呼吸などをする。
ことで、スルトニンがメラニンに合成してよく眠れるのです。
ハーブティーやお風呂上がりのストレッチなどリラックスすることも大切です。
ダイエットに睡眠をしっかり入れて効果を倍増しましょう。
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