眠れない夜には「ミッドナイト・ブルー」 : 広報・制作課ブログ

広報・制作課の新田康雄です。

湿気の多いこの時期、体調を崩さないように、しっかりと睡眠をとる事が大切ですよね。
それでも、なかなか寝付けない日もあるのではないでしょうか。

まず、思いつくのは、眠くなるまで、「本」を読む方法。
新潮社の季刊誌「考える人　２０１３年冬号」（バックナンバー）では、「眠りと夢の謎」が特集されています。
池谷裕二氏の「脳は眠らない？」はとても興味深い内容でした。
「考える人　２０１３年冬号」では、「眠れぬ夜の本　マイ・ベスト３」も掲載されており、読書好きの方には参考になりそうです。

もう一つは、「音楽」を聴く方法。
私のおすすめは、ジャズの名盤ケニー・バレルの「ミッドナイト・ブルー」（Midnight Blue／Kenny Burrell）。

タイトル通り、都会の真夜中を想起させるケニー・バレルのギターを堪能できるブルーノートの名盤中の名盤です。
サウンドだけでなく、ジャケットも秀逸。
大胆なタイトル文字の間に、写真を小さく配置した、リード・マイルスのデザイン。
ジャケットから音楽が想像出来てしまうのは、私だけでしょうか。

それでも眠れない時は、...。
５０年代のジャズミュージシャン達を描いた映画「ラウンド・ミッドナイト」（ROUND MIDNIGHT）はいかがでしょうか。
デクスターゴードンの名演技、そして、豪華なジャズミュージシャンのライブシーン。
映像がとても美しく、まさに大人の映画。
また、終盤、白々と明けるニューヨーク・マンハッタンの映像が未だに忘れられません。

ともあれ、「本」・「音楽」・「映画」いずれにせよ、一層、目が冴えてきて、結局、眠れない事もあるので、ご容赦を。