ポーランドポスター展 : 広報・制作課ブログ

広報・制作課の新田康雄です。
今回は、みなとみらい線「馬車道駅」に直結されている、ヨコハマ創造都市センター３階で開催中の「ポーランドポスター展」についてです。

ヴィラヌフポスター美術館所蔵の約１５０点の作品による、５０年代から６０年代のポーランドのポスターの歴史を展観する企画展です。
世界中のデザイナーに大きな影響を与えた戦後のポーランドのポスター文化。
演劇・映画・音楽等に関連した作品の数々からは、東欧特有の薫りが感じられます。今日の日本のポスターとは、年代も地域も異なるせいか、異郷の地へと誘われ、また、ノスタルジックな気分にさせられるのは、私だけでしょうか。

入口では、デザインの異なる数種類からチケットを選べる、洒落たはからいも。
そして、作品がゆったりと配置された会場内では、じっくりと鑑賞する事が出来ます。
また、珍しいポーランドの雑貨を扱ったショップも１階に併設。カフェでは、ポーランドの伝統的なお菓子を味わえます。土日を中心にコンサート等も企画されているので、まさに、ポーランドを楽しむ絶好の機会かも知れません。

例によって、図録集も購入。表紙のデザインが数種類用意されており、チケット以上に、うれしい配慮です。なにしろ、表紙は、購入判断材料の大きなひとつですからね。

東欧のデザインが好きな方や東欧の映画ファンには、是非、足を運んでみたらいかがでしょう。
会期は、２０１２年１１月３日から１２月３日までとなっています。
ヨコハマのガイドマップも頂けるので、折角なので、それを頼りに、散策するのも楽しいですね。