マリー・アントワネット物語展 : 広報・制作課ブログ

広報・制作課の新田康雄です。
今回は、先日見学してきた、横浜・そごう美術館で開催中の「マリー・アントワネット物語展」についてです。

フランスの歴史上、最も有名な王妃「マリー・アントワネット」にゆかりのある、貴重な絵画や工芸品等、史料約１２０点による彼女の生涯をたどる展覧会です。
訪れた際に、入口付近に、大勢の見学者が集まっており、ちょうど、学芸員によるギャラリートークが始まったばかりでした。他の方々と一緒に、約２０分〜３０分かけて、会場内を廻り、主な作品の解説を聞かせて頂きました。
単に作品についてだけでなく、その時代背景やエピソード等も交えての解説は、とても興味深いものでした。

「王妃マリー・アントワネットと子供たち」、ルイ１６世の作った「マリー・アントワネットの時計のねじ」、約３０年かけて復元された絹織物、当時のパリ市街を描いた絵画等、見どころ満載です。
忠実に再現された宮廷衣装等も展示されており、このエリアのみ撮影可能のため、女性の方々は熱心に記念写真を撮っていました。

「ベルサイユのばら」（池田理代子）ファンには、もうたまらない展覧会でしょう。
「池田理代子特典付きチケット」も販売されているので、こちらもおすすめですね。
帰りに、図録集を購入。ピンクまたはブルーのリボンの付いたしおりも、サービスしてくれます。表紙だけでなく、内容もとても素敵で、これは絶対買いです！

今回の展示会を通じて、フランス革命から王政復古まで、歴史の勉強になりました。
本展示会は、２０１２年９月１５日から１１月１８日まで、開催しています。
ご興味のある方は、あまり日数がないので、お早目に。

最後に、もうひとつ、女性に耳よりな情報を。
同美術館で、「エリザベート展」を２０１３年１月２日から１月２３日に開催されます。
ヨーロッパ随一と言われる美貌の「エリザベート」の生涯を、約１２０点の作品を通じて紹介する展覧会だそうです。