こんにちは。広報・制作課の戸成です。
先週末は、最近復活した趣味、楽器演奏の練習に行って参りました。
中学の頃から吹奏楽部でサックス担当になり、それから何度か中断しながら細々と続けてきました。
社会人になってからは一般の吹奏楽団に入り演奏しています。
さて、この私の吹くサックス。皆様よくTVなどでもポップス音楽や、JAZZで演奏されるのをよくご覧になると思いますが、意外に歴史は浅い楽器です。
1840年頃、ベルギー人のアドルフ・サックスにより発明されました。
最初は「金属で出来たクラリネット」として紹介されました。その後、1846年に特許が申請され、ようやく「サックス」と命名されました。
はじめは木管楽器の機能をもちながら、金管楽器との調和がはかれるという利点から、フランスの軍楽隊に広まりました。
その後、次第にオーケストラの曲にも取り入れられるようになります。
有名な曲では、ビゼーの「アルルの女」、ラヴェルの「ボレロ」、「展覧会の絵」等です。
さらにその後、アメリカに渡り、ジャズに用いられ、重要な位置を占めるようになります。
チャーリー・パーカーや、コールマン・ホーキンスなどの演奏家は有名ですね。
同じサックスの中でも種類は主に、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンとあり、それぞれ音域と調性が異なります。
ソプラノが一番高域で、小さく、順に大きくなり、低音になっていきます。
この四種類で、音域が広いため、アンサンブルの構成でも非常にバランスのとれた音楽性の高いものが演奏出来ます。
こちらは私の持っているアルトサックス。
驚くことは、1840年代に発明されながら、当時と現在の楽器の構造が基本的にはほとんど同じということです。
いろいろな音色をもち、いろいろなジャンルでも応用できる不思議な楽器。吹奏楽の中でも多様な顔を見せる楽器なので、楽しみながら吹いています。
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