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ファシリティマネジメントブログ
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2013-06-13

FM文学集③「畜犬談」

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ファシリティマネジメント課の吉野航平です。

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「芸術家は、もともと弱い者の味方だったはずなんだ」
私は、途中で考えてきたことをそのまま言ってみた。
「弱者の友なんだ。芸術家にとって、これが出発で、また最高の目的なんだ。こんな単純なこと、僕は忘れていた」

FM文学集の今回は太宰治「畜犬談」についてです。
上は話の最後に太宰が語る言葉で、私は幾度なくこの言葉に心を打たれました。
短編集きりぎりすに収録されており、この短編集は太宰作品の中でもお伽草紙と並んで好きな作品です。
太宰の作品は人間の根底を描き、また形容詞が少なく事実をありのままに、大仰に飾ることなく伝えている点で枯れることなく、いまもなお、語り継がれています。
動物を飼われている方も沢山おられると思います。
決してそのような内容ではないのですが、動物とのふれあい方を振り返りました。
皆さん、手厚くもてなしましょう。


ファシリティマネジメント課
吉野 航平
2013年6月8日

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