ファシリティマネジメント課の吉野航平です。
下の画像はゲーテのファウスト(高橋義孝訳)第二部の表紙カバーです。
私が今まで出会ったカバーの中でも随分上のものです。かなり好きです。
内容だけでなく、こういうところも本の一つの楽しみだと思っています。
ということで今回はゲーテのファウストについてです。
ゲーテといえば他に「若きウェルテルの悩み」等、多くの人の思想に影響を与え、言わずと知れ、文豪と言われています。
その中でも「ファウスト」は代表作とされ、長編の戯曲で全編を通して韻文で書かれています。
ゲーテの思想とドイツに実在したと言われるドクトル・ファウストゥスの伝説を下敷きにして、ほぼその一生をかけて完成させた作品です。
ファウストとメフィストフェレスが織りなす種々奇抜な行動にのせて、多くの哲学的投げかけを読み手に与えます。
その構成と文の底にゲーテの苦悩と強さを感じました。
ところで、この戯曲の中にはワルプルギスの夜が出てきます。
今ではアニメなどにも引用されているようですが、おおまかにいうと魔女のお祭りという解釈で良いのでしょうか。
北欧では、4月30日ぐらいに、篝火を焚き、お祭りを行うようです。
地方によっては、クリスマス級のイベントにあたるようです。
機会があれば、体験してみたいですね。
皆様も北欧に行く機会がありましたら、是非参加してみてはいかがでしょうか。