CULTURE CLASS
カルチャークラス
CALLIGRAPHY
書道教室入門
「日本書鏡院」会長の長谷川耕史氏が講師を務める書道教室です。
「書道の基本を実用」をテーマに掲げ、入門・初級者から上級者までの方を対象としたクラスです。
お気軽・お手軽・手ぶらで書道をキーワードに、どなたでもご参加頂けます。
長谷川耕史
金曜日
11:00
〜
12:30
金曜日
14:00
〜
15:30
90分
SUITE
8名
リバティヒルクラブ会員:1期(4回分)¥19,800/1回 ¥5,720
カルチャースクール会員:1期(4回分)¥22,000/1回 ¥6,270
※表記金額は税込です。
リバティヒルクラブで開講しているカルチャークラス「書道教室入門」について、実際にクラスを担当している長谷川耕史講師に伺いました。
書道との出会いについてお聞かせ下さい。
私は、日本書鏡院の創設者である「長谷川耕南」(はせがわこうなん)の孫として生まれました。
自宅にはお弟子さんが出入りしており、幼少よりふすま越しにお稽古している姿を見て育った事が、書道との出会いです。
気が付けば、筆と半紙を持ち常に書いていました。
印象的な国内外の書道交流会についてお聞かせ下さい。
8年前に会社員を辞して書家に転向しました。その2年後、台湾の孔子廟(こうしびょう)に招かれた書道交流会が印象に残っています。
屋外での席上揮毫に加えて、イベントに来られている方へ、その場で論語の作品を揮毫しプレゼントしました。
日本の書家は私一人だけで、しかも大書道家を前にどれだけ出来るのか、観客の注目を浴びる中、何とか成功する事が出来ました。
*揮毫(きごう):文字や書画を書く事。「揮」はふるう、「毫」は筆の意。
*席上揮毫(せきじょうきごう):書のデモンストレーション
「書道」とはどの様な芸術だとお考えでしょうか?
文字を素材とする空間造詣芸術だと思います。
「書道」は、東アジア文化圏における芸術ですが、最近は、欧米においても書に興味を示す人が多くなってきました。
「書道」の面白さや楽しさは、どの様な点でしょうか?
人それぞれが違う筆遣いを持っている点が、書道の面白さではないかと思います。
また、①使う筆によって線の強弱が表現出来る②墨によって墨色の濃淡や色を楽しむ事が出来る③紙によって、潤渇(じゅんかつ=滲みとかすれの事)の表現が自由に出来るといった点も、書道の面白さです。
そして、書道は、無限の美への可能性を秘めた芸術であり、ここに行き着くには、日頃の研鑽がものをいいます。
従って、書を楽しめる様になるには、時間を要しますが、その暁には、生涯の友として切り離せないものになるでしょう。自在に筆を操る事が出来れば、何にも代え難い充実感を得る事が出来ます。
*潤渇(じゅんかつ):滲みとかすれの事
大人の書道教室というと敷居が高い印象がありますが、初心者でも参加出来ますか?
敷居は全く高くありません。その方のレベルにあった題材をご用意致しますので、初心者の方も、安心してご受講頂けます。もちろん、学生時代以来ブランクがある方も大歓迎です。
是非、ご自身の新たな可能性を信じて扉を開いて下さい。
そして、日常から開放され、無心になれる時間を楽しんで頂きたいと思います。
カリキュラムの概要を教えて下さい。
初めに、受講される方とご相談し、次の2つのコースのどちらかをお選び頂いております。
①半紙を使って書鏡誌(月刊誌)の競書を主に取り組むコース(半紙6字書き)
②半紙2文字書きコース。
お一人お一人のレベルに合わせて、ご指導致します。
また、宿題は設けておりませんので、初心者の方もお気軽にご参加下さい。
筆や墨等は、自分で用意しなければなりませんか?
書道道具はリバティヒルクラブでご用意しておりますので、手ぶらでお越し下さい。
上達すると、ご自身の道具が欲しくなると思います。その際に、ご購入されれば良いと思います。
長谷川耕史
・日本書鏡院会長・衆議院書道会講師・青山学院女子短期大学 非常勤講師。
・台湾の孔子廟においての書法交流会で書道パフォーマンスを行う。
・京都・清水寺においては古と優艶の書画展の代表作家として出品。
・TV番組の題字や、中目黒の桜まつりの看板やフラッグの題字を手掛ける。