リバティヒルバケーションの岩崎治幸です。
今年、100回記念大会を迎えるツール・ド・フランスのもう一つの魅力とは・・・
チームの和と駆け引きです!!
1チーム9名で編成された20チームの選手たちが、一人の絶対的エースを勝たせるために、他の8人がいかにアシストしていくかが勝敗を分けるのです。
アシスト役の選手はとても役割が明確で献身的なのです。
サポートカーからドリンクなどを先頭集団にいる自チームのエースへ届けたり・・・
エースを守るために自らを犠牲にしてペースメーカーになったり、風よけになったり・・・
エースのタイヤがパンクしてしまったときには、時には自分のタイヤを差し出したり・・・
エースのアシストをしていた選手が自分の役割を終えて、力尽きて先頭集団から離れていくシーンには、思わず『よくやったな、お前・・・』と悲哀を感じずにはいられません!
また、メイン集団から逃げを打って先頭集団を形成したグループは、チームは違えどその集団内で協調し、先頭交代を効率よくルーティーンしながらスピードを保ち逃げ切るなど、さまざまなシーンで『和』を見ることができるサイクルロードレースは、とっても日本的だと思います。
ツール・ド・フランスでは、3週間で3000キロ以上も走るのですから、生身の人間にはアクシデントが付き物です。
レース前からある程度、予測が出来てしまっている最近のF1とは違って、サイクルロードレースはほとんど性能差のない自転車を利用しますので、選手の能力や体調、チーム戦略、天候や風、道路状況などで刻々と変わるレース展開はまったく先が読めません。
個人競技でありながら、チーム戦略やステージごとの目的に沿った一人一人の役割に徹する団体競技の色が濃いツールドフランスは、自転車レースだけにチームの和(輪)がとても大事なのですね!
おあとがよろしいようで・・・
いつの日か、最終日のシャンゼリゼのゴールあたりに観戦に行きたいと思っていまーす!
リバティヒルクラブの会員の皆様、ご一緒に行きませんか?
ツール・ド・フランスをはじめ、3大ツールに行きたいとお考えの方、是非とも弊社までお問合わせください。
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