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広報・制作課ブログ
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2013-05-13

「貴婦人と一角獣展」でミルフルール(千花文様)に魅入る!

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広報・制作課の新田康雄です。

先のブログでご紹介致しました「貴婦人と一角獣展」。
→「貴婦人と一角獣展」関連のブログ
先日、降りしきる雨の中、国立新美術館に出掛けました。
天候のせいか、それほど混んでおらず、じっくり鑑賞する事が出来ました。
美術鑑賞には、雨の日がオススメです。
会場内には、1辺が3メートルを超える6面の連作タビスリーが、囲むように展示されています。
単に大きさからくる迫力だけでなく、その緻密さに目を奪われます。
そして、一面の随所に織り込まれた、ミルフルール(千花文様)。
1本1本織り込んでいくその作業を想像するに、目眩がしてきます。
フランス国外に貸し出されたのは、アメリカのメトロポリタン美術館と今回の日本だけという貴重な美術展。

芸術新潮2013年5月号では、「貴婦人と一角獣展」の特集が組まれています。
一通り目を通しておいたのですが、実物を観て、興味と謎は深まる一方という楽しい美術展でした。
2013年7月15日まで国立新美術館で開かれています。


国立新美術館を後に、私が向かった先は、「TOTOギャラリー・間」。
中村好文展 小屋においでよ!」にお邪魔させて頂きました。
現在、とても人気の高い企画展です。
見所のひとつは、中庭にあるひとり暮らし用の小屋「Hanem Hut」。
実際に建てられており、中に入る事が出来ます。
建築の様子は、オフィシャルサイトに掲載されていましたので、ご興味のある方はチェック!
とても心地よい、落ち着く空間です。
こんな小屋でのんびり出来たら、楽しいだろうなと想像してしまいます。
この日は雨。う〜ん、小屋には雨がよく似合う!
雨の音を聞きながら、シングルモルトのグラスを片手に読書...。
都心の真ん中で気分は信州へ...。
本企画展は、2013年6月22日まで開かれています。

同氏の著書「意中の建築 上・下巻」は、私のお気に入りの一冊です。
同書は、世界の建築を巡る内容です。
まるで旧知の知人に語りかけるような、柔らかい文章で、映画の話も織り交ぜた楽しい本です。


広報・制作課
新田 康雄
2013年5月13日

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