コーキング : ファシリティマネジメントブログ

皆さん、こんにちは。
リバティヒルクラブで施設管理を行っているファシリティマネジメント課です。

浴室のコーキングが劣化していたので打ち直しました。
コーキング剤を剥がす場合、正しい方法で剥がさないとタイルに傷を付けてしまう
可能性があります。まずは、剥がし方のコツをお伝えします。
（用意するもの）
・カッター
・ほうき
・スクレパー（ヘラ）
・雑巾
この4つの道具があれば大丈夫です。

実際にコーキングを剥がす手順とコツですが、まずは、作業する前に、剥がすコーキング
が濡れていないか確認し、もし濡れている場合は、しっかりと乾拭きして水気を切る様に
します。
最初は、カッターでコーキングの溝に沿うように上下に切り込みをいれます。コーキング
の上下に切れ込みを入れたら剥がれます。剥がれた部分を引っ張ります。すると簡単に剥が
れていきます。
次にスクレパーを使って残っているコーキングを切り落としていきます。出来るだけ新しい
コーキングを打つ時に影響するので、キレイに削り取ります。最後に削り取った箇所を雑巾
で掃除して完了です。
次にコーキングを打つ前に重要なのが、養生です。今回は養生テープを使用しました。塗装
する時と同じで丁寧に養生テープでマスキングします。コーキングボンドはしっかりと下地まで
届いた方が接着強度が上がります。コーキングボンドは押し込む感じて打つため養生テープは幅
広のサイズをオススメします。
次に、コーキングボンドを専用ガンにセットしたら多めにボンドを打っていきます。
ボンドが乾く前にヘラやスクレパーでライン上の余ったボンドを形成します。
半渇き状態でマスキングテープを剝がします。もし、タイル等に付着してしまった場合は、専用
クリーナー又はシンナー等で拭き取ります。
硬化時間は空間の湿気や風通しで違いますが、早く乾かしたい場合はドライヤーで乾かすと硬化
時間の短縮になります。

ファシリティマネジメント課
２０２１年１０月３日