皆さん、こんにちは。
リバティヒルクラブで施設管理を行っているファシリティマネジメント課です。
前回は、一番簡単な空調設備、パネルラジエーターを紹介しましたが、これは暖房にしか使えないものでした。
そこでパネルラジエーターにファンとドレンパンを付けて暖房と冷房を可能にしたファン
コイルを紹介したいと思います。
ちょっと昔、温水を使った暖房はボイラーを焚くのが一般的で、冷房はチラーという冷水をフロンを使って作り出す冷凍機が使われていました。
チラーというのは難しく、色々な物が年代と共にあるので、次回また書きたいと思います。
ここではチラーという言葉だけお伝えします。
ファンコイルで暖房から冷房に切り替えるとき、温水から冷水に切り替えが必要になってきました。
ボイラーを止めてチラーを動かします。
それでブルブを操作してボイラーからチラーに切り替えます。
ファンコイルの方も温度調整をひっくり返しに切り替えます。
冷水から温水に切り替える場合は逆にします。
ファンコイルは冷房と暖房を使えるけれど、急には冷房暖房が切り替える事が出来ない欠点がありました。
なぜ、ファンコイルは今でも根強く残っているのでしょうか。
次回はその謎に迫すチラー冷凍機を書きたいと思います。
ファシリティマネジメント課
2021年11月1日