お問い合わせは03-5731-5731
スポーツフィットネスブログ
スポーツフィットネスブログ

2012-05-11

コアトレーニング

記事カテゴリー :

スポーツフィットネス課の高橋毅です。

今回は、「コアトレーニング」についてです。

コアとはカラダの主要部分を指す『体幹(たいかん)』に属する筋肉のことです。
この中で特に核となるのが『腹横筋(ふくおうきん)』と呼ばれるインナーマッスルです。

この「腹横筋」はカラダの運動である、立つ・座る・投げるなど全ての動作を行うときに、真っ先に動いて体幹を固定する筋肉であり言わば筋肉のコルセットなのです。

この腹横筋が弱くなると脊椎は支えを失い、ゆがんだ状態でバランスをとろうとして、まわりにある筋肉に大きく負担がかかり腰のバランスを崩してしまいます。

腰痛防止のために腹筋を鍛えればよいとよく言われますが、実は腰痛予防のために鍛えるべき腹筋とは腹横筋のことなのです。

なお通常の腹筋運動では腹横筋強化に効果は少ないです。

コアトレーニングとはこの「腹横筋」を最大限に働いた状態にすると、連動する他の筋肉も使いやすい状態となることを利用した非常に効果的なトレーニングなのです。

腹横筋を使っていると腹筋群、背筋群もそれぞれ安定し、腹圧が上がり体内の臓器は正しい位置に矯正され、上半身の重い内蔵や脂肪が腰や背中にかかる負担も軽くなります。

正しい姿勢が脂肪を落とし、腰痛、便秘の解消につながるわけです。
そして素敵なくびれたウエストに!!

ではこの「腹横筋」に効果的に刺激を与えるにはどうすればいいのか?
『ドローイン』と呼ばれる動きが必要となります。
英語で「内側へ引く」という意味。きついズボンをはこうとして、腹をへこます動きと同じです。

① 床に寝て、両膝を立てます。
② お腹に手を当て、鼻から息を吸い、お腹を膨らまします。
③ 口から細く長く息を吐き、お腹をペタンコにします。
④ この呼吸を何度も繰り返します。

運度前、運動中、就寝前や日常生活の中でも試してください。
腰痛防止だけではなくウエストダウン・代謝UPに効果があります。


スポーツフィットネス課
高橋毅

この記事に設定されたタグ : ウエスト コアトレーニング ドローイン 予防 体幹 腰痛 腹横筋

→ スポーツフィットネスブログのトップへ戻る

→ LIBERTYHILL CLUB のトップへ戻る